フラミンゴクラブとは?

シニアのための「オンラインで交流する場所」をご提供するサービスです。

  1. フラミンゴクラブの名前について
  2. 立ち上げについての思い
  3. メイン講師ご紹介
  4. プログラム内容
  5. ルール
  6. ご利用の流れ

フラミンゴクラブの名前について

英国エクセター大学の行動生態学者であるポール・ローズ氏の最新の研究によると、長寿でもあるフラミンゴは、何十年と行動を共にする仲間がいるのだそうです。

気の合うフラミンゴ同士が、集まって生活することが、彼らの心身の健康に必要不可欠なことなのです。フラミンゴのそんな習性は、当然のことながら人間にも必要なことです。

フラミンゴが仲間を作るように、オンラインでの仲間づくりをすることで、シニアの皆様の心身の健康にお役に立てたらという思いで、フラミンゴ・クラブと名付けました。

立ち上げについての思い

「2020年は世界中がCOVID-19の影響を受け、その状態は2021年になった今も、世界中で歯止めがかからない状況です。そんな中、最も孤立させられてしまったのは、高齢者の方々ではないかと思います。今までできていた活動ができなくなり、気軽に出かけたり、お友達とお茶することさえ、難しい状況が続いています。

そんな中で、ひとりで住まわれている方や、もっと誰かと交流したいと望まれる方、認知症の予防をされたい方に、オンラインでの交流の機会をご提供したいと思います。

認知症になりやすい危険因子の一つに「社会的な孤立」というものがあります。

私たちはこれから、超高齢化社会に突入しますが、その中で、私たちができることは何かと考えた時、高齢者の皆さんが、社会的に孤立することなく、どこかで誰かとつながることができる場所を作ることは、とても重要なことです。

コロナ禍の今、リモートワークが推奨され、インターネットでのサービスも増えてきていますが、それでも高齢者の方々のためのケアは、まだわずかだと思います。安全に家の中にいても、社会とつながることができる環境づくりは、高齢者層にこそ、必要なことです。日中、出かけることもできないでいる方々のアクティビティが、テレビが中心になってしまう方も少なくありません。テレビから与えられるたくさんの情報の中で、ただネガティブになっていくこともあり得ます。身体的健康のために、精神的健康を犠牲にすることはできません。同じ画面を見るのであれば、そこで自分にとっての有益な活動ができたり、ポジティブなエネルギーをもらえるような、交流ができる画面の方が、絶対にいいはずです。だからこそ、この時代に取り残されそうな高齢者の方のために、オンラインで集まれる場所をご提供したいと思っています。

今後、このサービスは、外出がしにくい方や、すでにネットに親しんでいるシニアの方々にも利用していただけることになると思います。コロナのためだけでなく、将来的にも、これからのシニアの方々が選択できる一つのサービスになれたらと思っております。」

プロデューサー、中野左知子(ドラマセラピスト)より

メイン講師ご紹介

大家久美

認知症ケア・コンサルタント。

早稲田大学第一文学部演劇専修を卒業後、雑誌編集を経て、ドラマ英会話学校の講師となる。しかし1995年に起きた阪神大震災を機に、直接人の為に役に立つ仕事に就きたいと決意し、金沢大学医学部保健学科作業療法学へ入学。作業療法士となり、病院やデイ・ケアセンターに勤務する。

2002年に渡米し、サンフランシスコにあるCalifornia Institute of Integral Studies (CIIS)の臨床心理学 修士課程にてドラマセラピーを学ぶ。引き続きサンフランシスコの病院とアルツハイマー入所施設にて約10年間、 アクティビティ・セラピストとして勤務する。ドラマ、音楽、ムーブ メント、表現アーツ等を使ったグループセラピー、個人カウンセリングを行うと共に、インターン(臨床心理学 修士課程に所属する学生)の教育、認知症介護スタッフ/病院スタッフのサポートにも力を注ぐ。また、CIISの博士課程に進学し「アメリカにおける様々な文化に相応しい認知症ケアのあり方」をテーマに、ナラティブ研究を行い、博士号を取得。

更に、作業療法学関係論文の日英翻訳、夫John Scottと共に、文化や人種の壁を乗り越え、より良い人間関係を築くための自己内省やコミュニケーション等のワークショップ/トレーニングも、アメリカと日本で行っている。

CIIS大学院講師。石川県金沢市出身。ワシントン州タコマ在住。

メッセージ

「コロナ禍では、オンラインでのサービスが必要不可欠になっています。個人的に「お年寄りと子供を大切にしない国は滅びる!」と考えています。子供は学校でもオンライン学習が導入され、安全に教育を受けられる動きが比較的迅速に行われたように感じます。

では、シニアの皆さんはどうかと考えた時「皆さんには、是非、安全に楽しく過ごして頂きたい」という観点から、シニアを対象にしたオンラインサービスを考えました。シニアの皆さんにどうやってオンラインを普及して行くか、という大きな問題はありますが、既にスマホやパソコンを使っておられる方も沢山いらっしゃると考え、まずは、その方たちに、サービスを届けたいと思います。

コロナの影響下で社会的に孤立化が広がる中、シニアの方々に繋がっていける和が広がれば幸いです。また、娘さん息子さんご自身が、仕事の為あまり親御さん達と時間を過ごせないで心配しているという場合、このようなサービスがあれば、子供として嬉しいのではないかと考えます。」

中野左知子

プロデューサー、北米ドラマセラピー学会公認ドラマセラピスト、公認トレーナー。

石川眞貴

共同運営、じゃこめてい出版代表

プログラム内容

❶いろいろな分野から専門家を招いての講演

(例:認知症についてのお話、鬱病についてのお話、介護のヒント、海外のコロナ感染状況 等)

 

❷アクティビティ

俳句、笑いヨガ、簡単な英会話、椅子に座って出来るエクササイズ、お習字、コーラス、一畳で出来る簡単ジャズダンス、脳トレ、オンライン海外旅行など

 

❸おしゃべり

テーマを決めて、おしゃべりする会

 

❹サポートグループ

家族介護者のグループ、最近家族を亡くされた方のグループ等。

*最初は、大家久美先生の講演やお話会、エクササイズなどから開始していきます。

【参考動画】

ご利用の流れ

ご利用の流れ

STEP1 | こちらのフォームより、仮申し込みを頂きます。

STEP2 | 参加方法、ルール、お支払い方法などの説明のメールをお送りします。(緊急連絡先の方にも同じようにメールをお送りします。)

STEP3 | お申し込み (メールにて必要事項を記入、クレジットカード決済)を送っていただきます。緊急連絡先の方にもご参加への了承の確認を取らせていただきます。

STEP4 | メールにて、グループの参加ページの情報をお送りします。

STEP5 | 時間がきたら、メールに載せてあるURLをクリック!すぐに参加ができます。

仮申し込み

zoomを使います。
参加者人数:10人まで
週1回開催します。
午前午後のメニューに分かれています。

午前中は、専門のセラピストがリードするお話会です。
小グループに分かれ、テーマに沿ってお話しができるため、全員が誰かと交流できる形を取り、最後にセラピストにまとめてもらいます。

午後は、能動的に参加できるアクティビティが主です。

*午前中はチェックインも兼ねるので、必ず同じ日に参加してください。
(月曜午前に参加して、火曜の午後に参加することなどはできません)

ルール

・グループ内での会話で、相手を傷つけたり、非難するような言葉は使わないようにお願いいたします。
・このグループは、あくまでも認知症の予防を目指しています。
・すでに認知症などを患っておられる方のご参加は、申し訳ありませんがお控えください。

・宗教やマルチ商法などの勧誘は決して行わないでください。
・心身の健康の専門的な相談はできません。
・必要な場合は、専門医への受診をお願いいたします。
・ルールを守れない方は、退会していただきます。