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ZOOM -  ―子育てで一番大切なこと それは「しつけ」です―
小笠原流礼法の子育て―日本の伝統行事から学ぶ十二か月― 
小笠原流礼法総師範 柴崎直人 著
ISBN978-4-88043-431-5 C0077
定価(本体1500円+税)


定価(1500円+税)
総頁数240頁・並製
                
 小笠原流礼法総師範が教える「しつけの極意」
 
日本の伝統行事を使って、親子で楽しく礼儀作法を学ぶ。
子育てで一番大切なことは、人や自然を敬う心を育てること―。

まえがき
年中行事や子育てに関する書は多く世に出ていますが、それを礼儀作法の切り口からとらえたものはさほど多くありません。年中行事はなぜ行われてきたのでしょう。子ども育てるときに、どのようなところに留意しながらそれらを伝えていけばよいのでしょうか。
本書はこれたの礼儀と作法について、できるだけ多くの紙面を割いて解説を試みています。もちろん、伝統的な行事の意味や具体的な祝い方などはそれらを考える大前提となることから、この説明にも力を注ぎました。視点を変えれば本書は年中行事を素材に採用した「子育て礼法書」ともいうべきものに仕上がっています。通読していただければ、日本の礼法の骨子となる部分と、日本の子育ての文化的側面を理解し、把握し、実行していただけるはずです。
家庭教育において年中行事の継承が危ぶまれるとされる昨今です。学校教育でも「伝統文化」が強調され始めました。ご家庭ごとの文化に応じた、オリジナルの「日本文化の継承」の手引書として、本書をご活用いただければ幸いです。 柴崎直人
                   

著者紹介:柴崎直人
1966年生まれ。学習院大学文化部心理学卒。筑波大学大学院教育研究科修士課程カウンセリング専攻修了。マナー・エチケット・礼儀作法の専門家として、中学・高校・大学の教育や社会教育、そして生涯学習に深く携わる。日本の教育に礼法のノウハウを移植する活動が各界から注目されている。現在、小笠原流礼法総師範。亜細亜大学・学習院大学・東京学芸大学の講師を経て中部学院大学順教授。日本特別活動学会常任理事。学礼会マナー教育研究所主宰。マナー教育の体系樹立に向けて研究活動中。著書に『いま生きる礼儀作法』(新潮社)『〔小笠原流〕礼儀・作法ハンドブック』、『〔改訂版〕名門小学校「お受験」面接合格マニュアル』、『〔イラスト図解〕<小笠原流>日本の礼儀作法・しきたり』(以上、PHP研究所)、その他執筆・講演・テレビ出演多数。

<目次>

はじめに

第一章 家庭で教えられなくなった文化 着物としつけ

第二章 伝統行事から学ぶ子育て礼法十二か月

大いなるモノへの畏怖と祈り
お正月
若水汲み
お屠蘇
お節料理
お雑煮
お年玉
初詣
年賀状
書き初め
初夢
七草粥
鏡開き
小正月
節分
針供養
建国記念の日
ひな祭り
春のお彼岸
お花見
灌仏会(花祭り)
八十八夜
端午の節句
衣替え
稽古はじめ
大祓
七夕
四万六千日
お中元
土用の丑の日
お盆
重陽の節供
十五夜
神無月
酉の市
七五三
お歳暮
冬至
正月の飾り付け
大晦日
コラム
1 正月飾り
2 子どもといっしょに正月遊び
3 お節料理縁起メモ
4 七福神
5 七草粥の作り方
6 小正月の縁起料理 小豆粥の作り方
7 焼嗅がしと柊挿しで魔除け
ひな祭りのお酒 桃酒・白酒・甘酒
9 端午の節供の行事食 ちまき・柏餅
10 七夕飾りと願いごと
11 中元の意味、その由来

第三章 親が知っておいてほしい暮らしの礼法

子どもに伝えたい「敬語」の表現
立ち居振る舞い
お辞儀
立礼 座礼 礼三息と残心
正座
正座とは、しびれさせるための座り方
しびれにくく、美しい座り方,br>正座方立つとき
立った状態かから座るとき
大切なものを扱うときの作法
重い物は軽く、軽い物は重く持つ
とりまわす
押しいただく
物を渡す
2 言葉づかい
お手本は家庭にあり
挨拶ははっきりと
重ね言葉・忌み言葉
TPOに応じた言葉づかいを
子どもにこれだけは教えてほしい言葉づかい
3 食事の礼法
箸づかい
箸の格式
箸の扱い方
正しい箸の持ち方
子どもの箸は
嫌い箸あれこれ
汁とご飯、どちらから先に箸をつけるか
箸と椀の扱い
箸と椀 省略形の作法
食べ方
人間らしく食べる
してはいけない食べ方
煎茶の飲み方
茶托の扱い方
蓋の扱い方
煎茶の味わい方
煎茶の作法あれこれ
お茶をおいしくいれるポイント
4 手紙の作法
あらたまった手紙のマナー
縦書きの便せんに万年筆
便せんの折り方・封筒の選び方
字のマナー
5 訪問の作法
訪問の心得
ベルを鳴らす前に
玄関で
玄関の上がり方
座敷で
お土産の渡し方
おみやげをいただくとき
上座・下座
床の間がどこにあるのかで決まる
どこがくつろいでもらえるか
6子ども連れでの外出マナー
プライベートとオフィシャルの見境をつける
劇場などへの子連れは不可
パティーの子連れも不可
それでも連れて行きたい場合
ショッピングや習いごとには
オフィシャル度物さし
7 結婚式・お葬式・お墓参りの作法
結婚式
招待状が来たら
服装
披露宴当日
お葬式
訃報を受けたら
喪服
お通夜
告別式
神社や寺に詣る
手水で清める
神社で
お寺で
お墓参り
コラム
箸づかい上達ゲーム
風呂敷、ふくさで包む

気になる行事と暦・用語メモ

おわりに

参考文献


         
  



著者への講演等お問い合わせ
学礼会マナー教育研究所 「柴崎宛て」
shibazaki@chubu-gu.ac.jp



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